2015年01月02日

シファッソークタム

シファッソークタム
Siphusauctum
体長:20センチ

siphusauctum_03.png

シファッソークタムは、「チューリップ・クリーチャー」の異名を持つ、バージェスの正体不明動物です。
その異名が示すように、一本の茎のような構造の上に、六角形の紙風船のようなものが乗っかっていて、チューリップの花のようです。

この「花」の部分は皮を剥いたミカンの実のような構造になっていて、ミカンの実の房一つ一つの下部には穴があいています。この穴が実は「口」なのだそうです。この口から海水を吸い込んで体の中で濾過し、有機物をこして栄養にしていたようです。
では肛門は?というと、チューリップの花のてっぺんに開いた一つの穴…6個の口から食べて、一個の肛門から出す、という驚異のシステムです。

未だに近縁の動物が見つかっておらず、現存するどの分類群にも収納不能、というまさに、カンブリアンな動物です。

posted by センザキタツヤ at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | バージェス頁岩動物群 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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