Thaumaptilon
体長:20センチほど

葉っぱのような形をした動物。現生のウミエラ類に近いとされています。
カンブリア紀の直前に姿を現し、姿を消したエディアカラ動物の一派にもよく似た動物があり、エディアカラとカンブリアをつなぐ存在である可能性が高いという事です。
葉っぱ状の体には沢山の「個虫」がついていて、海中の有機物を取り込んで生活していたようです。
もし、この動物がウミエラに直系として、さらにエディアカラ動物の子孫だとすると、現生ウミエラ、すごいですね。「動物という生き方」がまさに始まったエディアカラから現在まで、同じ体制で粛々と生きていた事になります。
確かにそっくりですね。
ウミエラ類がイモガイやクラゲの類と
同期というのも面白いです。