2011年01月10日

バージェシア

バージェシア
Burgessia bella
体長:1センチ〜2センチ(殻の直径)
burgessia_11.jpg
平たいボタンのような動物。節足動物であることは間違いないものの、いまひとつ正体不明です。
体は、平たい円形、もしくは、パックマン的形状の殻で覆われていて、体の中には、左右に扇状広がって枝分かれした不思議な形の謎の器官が収まっています。この器官は、なんらかの消化器官ではないかと言われているようです。
この図の肢の形状とか数は、資料が少なく、かなりいい加減です。肢はいずれも二肢性で、歩行用の肢の他、体前半には細いムチ状の肢、後半ではフラップ状のエラ機能を持った肢が歩行用の肢とセットで生えています。
これらの肢で動き回って、海底の有機物などを食べていたという事なんですが、しかし、こんな特殊な形の消化器が必要な食べ物ってなんだったんでしょうか。
posted by センザキタツヤ at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | バージェス頁岩動物群 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック