Burgessochaeta setigera
体長:数センチ

環形動物の多毛類に分類されています。現生の動物ですと、ウミケムシなどがその仲間です。釣りエサにするゴカイも親戚です。
海底に潜って生活していたそうで、体の側面に束になって生えている毛で巣穴の中を移動していたと言われています。消化管の先がめくれるようにして吻になり、巣穴の中に身を隠したまま、それを伸ばして小さな有機物を食していたようです。
この毛を使って海中も泳げそうです。現生のウミケムシは、夜になると、これぐらいの長さの毛をえっちらおっちら、オールのように動かして泳いでいます。