Cambropachycope clarksoni
体長:1.5〜数ミリ

一つ眼の節足動物。
スウェーデンのカンブリア紀地層から発見された奇妙な動物です。アリかハチのような体の前方から大きな突起が飛び出し、その先端には大きな複眼がたった一つついています。この図では見えませんが、一番前の一対の肢の間に小さな口がついています。また、大きな鰭のような肢が左右に広がっていて、泳ぎは得意だったようです。
なんといっても印象的なのは巨大な一つ目です。現生の動物でもミジンコなどは一つ目で、もともと左右一対の眼が合体してひとつになったと言われています。このカンブロパキコーペも、もともとは柄についた一対の眼だったのかもしれません。
しかしこの名前、発音しにくいですね、特に「バキコーペ」が...。
間違いねぇ!!!!