Nectocaris pteryx
体長:2センチほど

以前にも掲載したネクトカリス。(→旧復元図)
以前は「甲殻類の頭部に軟体動物の胴体が合体した摩訶不思議生物」とされていましたが、つい最近、大量の化石を調べた研究結果から、実は頭足類、つまりイカやタコ、オウムガイのような動物の原始的な姿であることがわかったそうです。
以前の復元図とはまた、ずいぶん違った姿になってしまいました。
サンプルが多くなり、研究が進むと意外に「まっとう」な姿になるんですね、少し夢がしぼみます。
眼の下から飛び出したロート状のものは、イカやタコにもある、水を吐き出してジェット推進するための器官だそうです。
ついでに新旧の復元を並べておきます。
旧復元図の最大の特徴であった「頭部の甲殻類様の殻」はどこ行ったんだ?という...。

お久しぶりです。
ネクトカリスの新しい復元、興味深いですね。
まさに想定されていた頭足類の根っこにある形態と思えます。
よろしければ、出典を教えてください。
(大きなお世話ですが)学名は、
preryx → pterix ですね。
よくあるキーボードのお隣キーミスだと思います(笑)。
こんにちは。興味ぶかいですよね〜、でもちょっと夢がなくなった気も(笑)。
参考にしたのは下記です。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201005/2010052700085
http://blogs.discovermagazine.com/notrocketscience/2010/05/26/nectocaris-mystery-fossil-was-actually-a-500-million-year-old-squid-relative/
学名ですが、pteryx ですね。どうも学名苦手です(苦笑)。
こちらに投稿したくらいから、googleにかなり引っかかるようになって、自力でも見つけました。
私も早速描いてみたいと思っております。