Aysheaia pedunculata
体長:数センチ

アユシュアイアとも表記されます。
見た目は、足の長いイモムシですね。数センチというサイズもアゲハチョウとかスズメガの幼虫を連想させる大きさです。
胴体も足も輪っかが繋がったような環状構造があります。足の先には、それぞれ二本の小さい爪。口の周りには触覚のような突起が突き出しています。
カイメンの仲間と一緒に化石化している事が多いので、カイメンを食べていたのではないか、という言われています。現生のカギムシと近いとされていて、分類的にも同じ仲間、有爪類に分類されています。
現生のカギムシは、口の両側にある突起からネバネバのゾル状のモノを吐き出し、獲物を絡め狩るという壮絶な「虫」です。一度現物をみてみたいと思っているのですが。
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