Laggania cambria
体長:60センチ

とぼけた姿のアノマロカリスの一種です。
ラッガニア、ラグガニアとも表記されるようです。
アノマロカリスの他の種では眼が体の左右に飛び出しているのに対して、本種では眼が体の上に乗っています。そのため、海中を泳ぎ回るというより海の底で生活を送っていたのではないか、とも言われているようです。
アノマロカリスの他の種には、尻尾として三対のヒレがついていますが、本種にはそれがなく、キャップ状で終わっています。
吻が突き出し、口もだいぶ前の方についるので、海底すれすれに泳ぎながら吻を砂の中につっこみ、中にいる獲物を掘り返して食べていたのかもしれませんね。
たくさんコメントありがとうございます!アノマロカリス、結構種類がいるんですよ。中国からは肢があるものも発見されています。
エルドニアですが、確かにこういうふにゃふにゃな生物が化石に残るというのは珍しいですね。カンブリア紀の化石は結構内蔵まで残っているものが多くて、かなり幸運な状態で化石化しているそうです。
アノマロカリス類にもここまでたくさん種類がいるなんて驚きです。
ひとつ質問なのですが、Wikipediaによると、ラガニアの吻(腕)がアノマロカリスの2本に対し、1本となっています。
この部分はまだ解明されていないのでしょうか。それとも化石の残り具合などから判別が難しいのでしょうか。
もしよろしければ教えてください。
よろしくお願いします。
Wikipedia ラガニア
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%A2
(頭にhをつけてください)
タイヘン長い間、見逃していました、すいません。
Wikiみてみました。触手1本というのは間違いのような気がしますね、どの復元をみても1対の触手が描かれていますし、そんなに大きな特徴があれば、この動物のもっとも大きな特徴ということになると思いますので、もっとあちこちで書かれていてもいいですよね...。