Odontogriphus omalus
体長:数センチ
(これは、2006年以前の古い解釈の復元図です。新復元図はコチラで)

鼻緒のとれた草履のような生物。
化石はたった一つしか見つかっていないそうです。
扁平な体の下面前方にハート型の口があり、ひげが取り囲んでいます。
このひげを支える歯のような構造も見つかっていて、学名の由来は「歯の生えた謎」だそうです。なかなか詩的です。
体は節構造になっていて、上下にくねくねさせながら海中を泳いでいたと言われています。
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オドントグリフスについては2006年、189の標本からなる調査結果が出ています。歯舌の構造などから軟体動物で、海底のバイオマットをこそげとって生活していたとされています。
関連記事(英語)
http://www.cbc.ca/health/story/2006/07/12/mollusc-fossil.html
コメントありがとうございます。なるほど、遊泳性ではなかったんですね、次の機会に作り直したいと思います。
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