Hallucigenia sparsa
体長:5ミリ〜3センチほど

アノマロカリスやオパビニアと並んで、カンブリア紀の奇妙きてれつ生物のひとつとして名高い動物。
細長いソーセージのような体で、下側に細い足が7対突き出して、それぞれの足の先には小さなカギ爪がついています。体の上側には長い棘が突き出して体を防御しています。動物の死体を食べる腐肉食だったと言われているようです。
この動物は記載された当初、上下さかさまに復元されていました。刺を竹馬のような感じで使って歩き、実際の足は上に突き出した「触手」とされていたそうです。しかも触手にはそれぞれ口があり消化管とつながっているとされ、カンブリア紀生物の奇怪なありさまの象徴のように言われていました。ハルキゲニアの名の由来もラテン語の「幻想的」からついたそうです。
その後、中国で完全が化石が見つかり、復元しなおしたところ、現在のような「ややまともな(?)」動物になりました。現生動物では、いわゆる「カギムシ(有爪動物)」の仲間との関連性が注目されています。
カンブリアの生物が大好きで調べていたらこのブログにたどり着きました。
かわいいかわいいカンブリアンモンスターたちが精巧に再現されていてわくわくします!
私はシンガーソングライターなのですが、カンブリアンモンスターが好きすぎて今カンブリアをテーマにした曲を作っている所です。いい刺激をいただきました★
また遊びにきます!