2010年01月10日

ヨホイア

ヨホイア
yohoia tenuis
体長:2〜3センチ
yohoia2010_01.jpg
一見して、エビのような節足動物です。
不思議なのは、エビでいうはさみの部分が4つ股になっているというところでしょう。
4つ股のはさみというのは、どういう用途だったのでしょう。汎用的にものを掴んだり、つかまったりするのには二股のほうが向いていそうです。何か、穴をあけるとか、柔らかいものをほじくるとか、そんな用途だったのかもしれませんね。
参考にした復元図の中には、左右に出ている脚が8本のものもあるのですが、「ワンダフルライフ」の挿絵にしたがって6本脚にしました。
お腹の下にずらりとならんだ遊泳用の脚をばたつかせて泳いでいたようです。
posted by センザキタツヤ at 23:43| Comment(1) | TrackBack(0) | バージェス頁岩動物群 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日田んぼの中をのぞいていると、オタマジャクシではない奇妙なものを発見し、盛んに交尾らしき行為をしていたのですが、後でこれがアジアカブトエビと分かりました。その時に同じ田んぼで見た、得体のしれない、(ヤスデ+シャコ)÷5 みたいなもの、これこそヨホイアだと思うのですが、ヨホイアは今は生息していないのでしょうか?
Posted by kassy at 2015年07月02日 10:32
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