Branchiocaris
体長:7センチほど

久々に新しい生き物を追加。バージェスの原始的な節足動物です。
体長は大きなものでは10センチぐらいあるようで、バージェスモンスターとしては大きなほうですね。体の形はカブトエビとかホウネンエビなんかに似ています。二枚貝のような殻が体を覆っていて、その中に格納された沢山のフラップ状の肢をパタパタしながら泳いでいたようです。眼は無く、海底の固着性の動物とか動物の死骸などを探して餌にしていたといわれています。
体の前方に一対の触覚のようなものと、もう一対、カギ爪のような感じのものが飛び出しています。これはそのうちハサミに進化しそうなブツですね。体の後ろはというと、節構造のあるしっぽのようなものがあり、その先端は二股の爪のような突起がついています。この爪で海底を掘り返して食べ物をさがしていたのでしょうか。