アグノストゥス
Agnostus
体長:1センチほど

アノマロカリスなどに隠れてあまりカンブリア生物という感じがしない三葉虫の仲間ですが、実際にはカンブリア紀を代表する生物です。
で、三葉虫を何かみつくろおうと思って調べ、原始的な三葉虫の仲間ということでこの生物に標的を定めてみたのですが...。
情報を集めたところ、最近の研究ではこれ、三葉虫とは別の系統の甲殻類ではないか、という説が有力のようです。エビやカニの仲間に近いのでは?ということなのです。
体を見ると、真ん中とと左右、3つの「葉」でできているので三葉虫ぽいのですが、付属脚の特徴から別系統なんじゃないか、ということらしい。
この図は、脚はかなりいい加減です。左下はぱくっと体を閉じた防御姿勢です。
こやつに限らず、カンブリア紀の動物は眼がない輩も多いですね、眼はオプションという事だったのかな、動物の初期は。
大きさといい、形といい、アクセサリーにしたいいきものです。ボタンもいいな。
posted by センザキタツヤ at 19:51|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
バージェス頁岩動物群
|

|