2017年02月25日

アノマロカリス遊泳+攻撃

バージェスの帝王、アノマロカリスの遊泳アニメです。体側の複数のヒレをどう使っていたのか…。このアニメでは、ムカデが歩く時のように、一枚一枚のヒレを順番に動かしているのですが、ひょっとして、複数のヒレを一体として、一枚の布のように動かしていたのかも。ちょうど、エイが泳ぐ時のような感じで…そのように再現しているアニメもよく見かけます。



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ハルキゲニア歩行

バージェスの代表的なカギムシ類、ハルキゲニアの歩行の様子(想像図)。現生カギムシ含め、現生動物では、似たものがいないので、まったくの想像です。腐肉食ということなので、移動しながら探索行動的な動きを加えてみましたが…。はたして…。



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2016年11月20日

マーレラ遊泳

カンブリア紀生物化石の代表的な発掘地、カナダのロッキー山脈にある「バージェス頁岩」で、最初に記載されたカンブリアン動物です。別名「レースガニ」とも呼ばれる、優雅な節足動物の泳ぐ姿をアニメーション化しました。


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https://youtu.be/NkB7gNFlK28

ラベル:アニメ
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2016年07月18日

カンブリアンモンスター、動き出しました!

またまた本当に久しぶりの更新になってしまいました。
この間、何をやっていたかともうしますと、我がモンスターたちを動かしておりました。ダイジェスト版ご覧ください!



→YouTubeで見る。

ロングバージョンは、お子様向けの映像コンテンツとして、下記イベントにて、上映します!
ぜひ、お出かけください!

「生命40億年の旅〜おおむかしの生き物展〜」




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2015年10月12日

カンブリアンモンスター図鑑!

大変に久々の更新になってしまいました。
実はこの間、本を作っておりました。カンブリアン・カフェのイラストをベースにしたカンブリア生物図鑑です。

「カンブリアンモンスター図鑑 カンブリア爆発の不思議な生き物たち」(秀和システム)



カンブリアンカフェのイラストを最新バージョンにして、レンダリングしなおし、新たに解説を書き加えました。そのほか、生物の進化や暮らし方のトリビアも満載です!
ぜひ、お手にとってご覧ください!

少しだけ中身をご紹介。

表紙です。
ファイル 2015-10-04 12 28 17.jpeg

カバーの裏はカンブリアンモンスター勢揃いのミニポスターになっています。
写真 2015-10-04 12 11 02.jpg

実物大ページも完備!
写真 2015-10-04 12 43 53.jpg

図鑑部分。アノマロカリス。
ファイル 2015-10-04 12 54 56.jpeg
カンブロパキコーペ。
写真 2015-10-04 12 12 10.jpg
地味なコも沢山掲載、タカッカヴィア。
写真 2015-10-04 12 24 33.jpg
トリビアコーナー。
写真 2015-10-04 12 25 33.jpg
大集合コーナー。
写真 2015-10-04 12 14 50.jpg

池袋のジュンク堂さんでは、面出しで陳列、ありがたいです。
写真 2015-10-02 18 23 51.jpg

というわけでよろしくお願いいたします。次回の更新からは「カンブリアンモンスター図鑑2」に発展させるべく、チェンジャンのカンブリア生物を中心に復元図制作に励む所存です!
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2015年01月02日

シファッソークタム

シファッソークタム
Siphusauctum
体長:20センチ

siphusauctum_03.png

シファッソークタムは、「チューリップ・クリーチャー」の異名を持つ、バージェスの正体不明動物です。
その異名が示すように、一本の茎のような構造の上に、六角形の紙風船のようなものが乗っかっていて、チューリップの花のようです。

この「花」の部分は皮を剥いたミカンの実のような構造になっていて、ミカンの実の房一つ一つの下部には穴があいています。この穴が実は「口」なのだそうです。この口から海水を吸い込んで体の中で濾過し、有機物をこして栄養にしていたようです。
では肛門は?というと、チューリップの花のてっぺんに開いた一つの穴…6個の口から食べて、一個の肛門から出す、という驚異のシステムです。

未だに近縁の動物が見つかっておらず、現存するどの分類群にも収納不能、というまさに、カンブリアンな動物です。

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2015年01月01日

ネレオカリス

ネレオカリス
Nereocaris
体長:1センチ

nereacaris_2.png
ネレオカリスは、バージェスで発見された1センチほどの動物です。
体の前部外側を覆う固い殻、そして、たくさんある脚には20以上もの節構造が見られるということで、「殻」と「脚の節構造」とくれば、これは甲殻類の特徴だ、というわけで、もっとも初期の甲殻類とされています。

脚、といっても殻のなかにすっかり収まっているのでこれを使って歩くのはムリでしょう。もっぱらシャカシャカ動かして遊泳していたようです。
頭部からは、柄のようなものについて飛び出した目と、不思議な一本だけの触覚のようなものがあります。真ん中から飛び出した1本の触覚…左右対称に慣れたニンゲンにとっては、なんか、ちょっと、ポカンとした気持ちになります。

ネレオカリスの長いしっぽを短くして甲殻に収納すると、あの動物に似ています。やはり原始的な甲殻類、チュゾイアです。これも歩くのはムリな体型。甲殻類の初期はもっぱら泳ぐ生き物だったようです。

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2014年05月20日

ハーペトガスター

ハーペトガスター
Herpetogaster collinsi
体長:数センチ(触手と柄を含まず)

バージェスの謎の動物。
芋虫状の体から、木の枝を思わせる触手のようなものが飛び出している…、までは、まだ「コレ、どっかにいそう」な生き物なのですが、なぜか、体の途中から円柱状の「柄」のようなものが飛び出していて、これを使って、地面や他の海面動物などに、「係留」されていたようなのです。
この体なら十分這いまわったり、砂にもぐったりも出来そうなんですが、なぜか体を固定しています。そのあたりの、中途な感じが、なんともカンブリアンですね。

学名の「herpeto」は「這いまわる」で、「gaster」は「胃」。その名のとおり、芋虫状の部分の中身は殆ど胃でしめられているんだそうです。名前は「這いまわる胃」といいつつ、実は這ってなくて、係留じゃん、というあたりちょっと納得いきませんが。
ちなみに、小種名collinisiは、バージェス頁岩研究の父、コリンズ博士に捧げられたものだそう。
herpetorogaster_03.png

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2013年04月20日

アグノストゥス

アグノストゥス
Agnostus
体長:1センチほど

agnotusu.png

アノマロカリスなどに隠れてあまりカンブリア生物という感じがしない三葉虫の仲間ですが、実際にはカンブリア紀を代表する生物です。
で、三葉虫を何かみつくろおうと思って調べ、原始的な三葉虫の仲間ということでこの生物に標的を定めてみたのですが...。
情報を集めたところ、最近の研究ではこれ、三葉虫とは別の系統の甲殻類ではないか、という説が有力のようです。エビやカニの仲間に近いのでは?ということなのです。
体を見ると、真ん中とと左右、3つの「葉」でできているので三葉虫ぽいのですが、付属脚の特徴から別系統なんじゃないか、ということらしい。

この図は、脚はかなりいい加減です。左下はぱくっと体を閉じた防御姿勢です。
こやつに限らず、カンブリア紀の動物は眼がない輩も多いですね、眼はオプションという事だったのかな、動物の初期は。
大きさといい、形といい、アクセサリーにしたいいきものです。ボタンもいいな。
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2012年11月25日

ブランキオカリス

ブランキオカリス
Branchiocaris
体長:7センチほど

branchiocaris_05.jpg

久々に新しい生き物を追加。バージェスの原始的な節足動物です。
体長は大きなものでは10センチぐらいあるようで、バージェスモンスターとしては大きなほうですね。体の形はカブトエビとかホウネンエビなんかに似ています。二枚貝のような殻が体を覆っていて、その中に格納された沢山のフラップ状の肢をパタパタしながら泳いでいたようです。眼は無く、海底の固着性の動物とか動物の死骸などを探して餌にしていたといわれています。
体の前方に一対の触覚のようなものと、もう一対、カギ爪のような感じのものが飛び出しています。これはそのうちハサミに進化しそうなブツですね。体の後ろはというと、節構造のあるしっぽのようなものがあり、その先端は二股の爪のような突起がついています。この爪で海底を掘り返して食べ物をさがしていたのでしょうか。
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2012年10月27日

新江ノ島水族館「命は海からやってきた〜化石になった生物たち〜」

 
10月31日まで、新江ノ島水族館で企画展「命は海からやってきた〜化石になった生物たち〜」が開催されています。その展示の一部に、バージェスモンスターの復元CGを提供しました。
もう、会期も終わりに近いので、展示されたCGを公開いたします!

エルドニア
Eldonia_enosui_s.jpg

オドントグリフス
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ピカイア
pikaia_enosui_s.jpg

チュゾイア
tuzoia_enosui_s.jpg

ワプティア
waptia_enosui_s.jpg

展示の様子。CGと現生動物の近い仲間であろう生体とがセットで展示されています。
2012-10-01 12.23.06_b.jpg

なかなか基調な体験でした。水族館の企画担当Kさん、ありがとうございました!
 
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2012年08月09日

新江ノ島水族館で展示されます!

神奈川県、クラゲ展示で有名な「新江ノ島水族館」で9月から始まる企画展「命は海からやってきた-化石になった生物たち」に、カンブリア紀生物のCGイラストレーションを数点、提供することになりました。
カンブリアン・カフェから、初のリアル界進出でございます!
パネルにして近縁の現生生物とペアで展示されるようです。楽しみです。
生体とからんで展示という事なので、色々レンズを変えたりライティングをいじったりしてレンダリングしなおし中です。
夏休み後、ゆったり水族館でも...という方、ぜひ新江ノ島水族館でお楽しみいただければな〜と思います。

新江の島水族館情報コーナー

展示用復元図、チョイ出し!エルドニア。
Eldonia-_enosui_s.jpg
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2012年07月09日

カンブリア紀のカイメンたち

kaimen_02b.jpg

今回は、このところ集中的に作ってきた海綿動物の寄せ植えです。
この今でも変わっていなさっぷりがスゴイですね。ある種完成した生き方、という事なのでしょうか。
登場生物は「ヴァウヒア」「ハゼリア」「タカッカヴィア」「ハリコンドリテス」です。
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2012年04月29日

サウマプティロン

サウマプティロン
Thaumaptilon
体長:20センチほど

thaymaptilon_06.jpg

葉っぱのような形をした動物。現生のウミエラ類に近いとされています。
カンブリア紀の直前に姿を現し、姿を消したエディアカラ動物の一派にもよく似た動物があり、エディアカラとカンブリアをつなぐ存在である可能性が高いという事です。
葉っぱ状の体には沢山の「個虫」がついていて、海中の有機物を取り込んで生活していたようです。
もし、この動物がウミエラに直系として、さらにエディアカラ動物の子孫だとすると、現生ウミエラ、すごいですね。「動物という生き方」がまさに始まったエディアカラから現在まで、同じ体制で粛々と生きていた事になります。
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2012年03月29日

タカッカヴィア

タカッカヴィア
Takakkawia lineata
体長:4センチほど
takakkawia_08.png

ちょっとモダンな形をしたバージェスのカイメン動物です。
ヒレ状の板が、骨格を軸にして放射状に並んでいます。
骨格の内部は空洞になっていて、ヒレ状の板とつながった螺旋にねじれたリボンのような構造があるそうです。
筒状のカイメンは、有機物が含まれた水を筒の表面から取り込み、上部の開口から外に配水しているそうですが、タカッカヴィアの特殊なヒレや螺旋リボンは、この水の流れの効率アップをねらった制御システムだったのかもかもしれませんね。
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2012年03月20日

ハゼリア

ハゼリア
Hazelia
体長:数センチ〜10センチ

hazelia_06.png

バージェスのカイメン動物。
カップ型をしたカイメンですが、同属の中で色々バリエーションがあるらしく、9種ほど記載されているそうです。
図の左は、枝分かれするハゼリア・デリカチュラ-H delicatula、右はビールグラスのようなハゼリア・コンフェルタ-H confertaです。

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2012年03月03日

ヴァウヒア

ヴァウヒア
Vauxia gracilenta
体長:3センチ程

vauxia_06.png

柱サボテンのような形をしたバージェスのカイメン動物です。植物に例えると、多肉植物のミルクブッシュなんかにも似ていますね。
化石はたくさん見つかるそうで、数百個体を超えるとか。小さくて地味な動物ですが、こういうコたちがバージェスの海中景観のベースを作っていたのでなないでしょうか。
骨格を形作る繊維どうしが癒着していて、バージェスの他のカイメンよりも丈夫にできていることが、良好な化石が多く残っている理由だそうです。

カンブリアンカフェ、今後しばらくは、固着生活のカイメンや碗足類に力をいれる所存です。
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2011年10月26日

カンブリア紀の蠕虫たち

zentyuu_15.jpg

今回は、バージェス頁岩動物群の中から、エラヒキムシとゴカイの仲間に集合をかけてみました。海底に潜って待ち伏せ生活をする肉食動物、エラヒキムシは、バージェスモンスターの中でも種類も数も多いようです。
しかし、待ち伏せ系動物は味があるというか、いいですね。現生の動物でもかなりの割合で「待ち伏せ生活」を送る連中がいますが、それぞれの戦略にそって繊細かつ緻密な習性を進化させています。

今回の登場動物は下記です。
カナディアバージェソキータオットイアルイゼラセルキルキアフィエルディア
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2011年08月28日

ゴチカリス

ゴチカリス
Goticaris longispinosa
体長:数ミリ

gotikarisu11.JPG

スウェーデンで発見された小さな節足動物です。
以前に掲載したカンブロパキコーペと同じ地層から見つかるそうで、近縁の動物と言われています。カンブロパキコーペは、巨大な一つ眼にド肝を抜かれますが、こちらは、まさかの三つ眼です。
大きな複眼の両側に柄が伸び、その先に1対の小さめの眼がついていますが、この第二第三の眼は明暗を見分けられる程度の性能だったのではないかと言われています。その用途はどんなものだったのでしょう。
一つ眼ではできない立体視を補う?あるいは、上から降り注ぐ太陽の光をもとに自分の姿勢を知るためのセンサー?それとも、ある特定の波長を反射する獲物を専食していてそれを感知するため?などなど、色々想像が膨らみますね。

posted by センザキタツヤ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の地域の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

ユンナノズーン

ユンナノズーン
Yunnanozoon lividum
体長:2〜4センチ
Yunnanozoon_lividum_02.jpg
中国チェンジャンの動物。ユンナノゾーンとも記されるようです。
化石はまとまって出土するらしく、群れで生活していたのかもしれないという事です。魚のような、そうでもないような、蠕虫と見るにはなんか背ビレがついているし、眼はあるという記述も見られますが、復元図は無いものばかり...この図でも眼は表現するのをやめました。
一時は、ニンゲンも含む脊椎動物に直結するような「脊索動物」に分類されていましたが、最新の説では、半索動物に格納されています。現生の動物では、海の泥の中で生活するギボシムシなどが近いそうです。
外見は、脊椎動物のご先祖と目されるミロクンミンギアにずいぶん似ていますね。

posted by センザキタツヤ at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | チェンジャン動物群 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする